政治ニュースから考えた「見方を変える」こと
最近、国民民主党が提案している「103万の壁」を178万円に引き上げる政策について、様々な意見を目にします。
「8兆円の減税で財政が」というネガティブな意見がある一方で、「所得が増えれば消費も増えて、経済が回るのでは?」という見方もできます。
これって、まさに物事の捉え方の好例ですよね。
ネガティブ思考は人類の「お守り」だった
人類が長い歴史の中で生き残ってこられたのは、実は「ネガティブ思考」のおかげかもしれません。
例えば、原始時代なら、
「この実、毒じゃないかな…」→食べずに済んで生存
「あの茂み、猛獣いるかも…」→回り道して無事到着
でも、現代の日本では状況が違います。命の危険を感じるような場面って、実はほとんどありませんよね。
コップの水は半分?
よく例え話に使われる「半分の水が入ったコップ」。これを見て
「もう半分しかない…」
「まだ半分もある!」
どちらに考えるか。これは事実の解釈の違いです。
面白いことに、同じ状況でも:
- 「もう半分しかない」→慌てて水を買いに走る→運動不足解消!
- 「まだ半分ある」→残りを大切に使う→節約上手に!
というように、どちらの解釈でもポジティブな行動につなげられるんです。
チャンスに気づきやすい人になるコツ
1. 思考面:「伏線回収」的発想を持つ
例えば、予期せぬ転勤の話が来たとします。
- ネガティブ思考:「えー、引っ越し面倒くさい」
- ポジティブ思考:「おっ、これは人生の伏線回収のチャンスかも!」
私の友人は転勤をきっかけに、
- 新しい土地で趣味のサーフィンを始めて
- 休日にはビーチクリーン活動に参加して
- そこで出会った人と起業することに
というドラマのような展開を経験しました。
2. 身体面:「スマホのバッテリー」みたいな体調管理
スマホって、バッテリー残量が少ないと
- 動作が重くなる
- 急に電源が切れる
- 大事な時に使えない
人間も同じです。体調管理は「チャンスをつかむための充電時間」と考えています。
具体的には
- 睡眠:7時間以上の充電時間確保
- 食事:食べ過ぎないで最適なパフォーマンス維持
- 運動:OSのアップデートみたいなメンテナンス
3. 環境面:「整理整頓」的な人生管理
例えば、散らかった部屋で大切な書類を探すのって大変ですよね。
人生も同じで、解決できる問題は早めに片付けておくと
- 新しいチャンスに気づきやすい
- それに向かって行動を起こせる
- 失敗しても「まぁ、他は整理できてるし!」と前向きになれる
チャンスの連鎖を生む「やることがある」という幸せ
達成感って、次のチャレンジへの原動力になりますよね。
例えば
- ダイエットを決意→ジムに通い始める
- ジムで新しい仲間ができる→一緒にマラソン大会に出てみる
- 完走できた!→「次は何にチャレンジしよう?」
このように、一つのチャレンジが思いもよらない展開を生むと思います。
おわりに
ピンチや変化を「チャンスの伏線」として捉えられる人になること。
それは、人生という物語をより面白くするための「主人公力」なのかもしれません。
皆さんも、今の状況を「伏線回収のチャンス」として見直してみませんか?
コメント