36歳でセミリタイアを始めて、約5年が経ちました。セミリタイア生活を送る中で、私が大切にしている考え方についてお話しします。
セミリタイア関係なく大事なことだと思いますが、自分の為にもこの場で言語化しておきたいと思います。
1. 日々の進化と変化を意識する
会社員時代は、受動的でも様々な経験ができました。なぜなら、会社という「強制力」があったから。
やりたくないことでもやらなきゃ怒られますよね。いろいろ経験させてくれたことは人生の宝物です。
でも、セミリタイアして自分が主体になってからは、能動的に動かないと何も変化が起きないことに気づきました。
0→1の挑戦
新しいことを始めることで、生活に刺激を。
最近始めたこと:
- ブログ執筆(ライティング能力アップと継続力の養成)
- 不動産投資(戸建て1戸購入で家賃収入5万円追加)
- 新しいビジネスの模索
- 断酒生活(睡眠の質向上&日中のパフォーマンスアップ)
- 1日2食生活(12時の昼食をスキップ→時間、お金のコスト削減)
なんでもかんでも始めればいいわけではありません。資源には限りがあって、お金がかかるものは身の丈にあってるかを考える必要がありますし、時間も1日24時間しかありません。
特に意識しているのは、
自分を成長させてくれること、積みあがること、始めることでモヤモヤが解消するか。などです。
1→10の深化
始めたことを継続・発展させる。
例:
- ブログの毎日更新
- 投資物件の管理改善
- 新しい生活習慣の定着
2. 進捗を可視化する
「進んでいる」という実感がモチベーションを支えます。仕事などでも慣れてきて上手くできたり、成績が向上しているのが目に見えると嬉しいですよね。
実践していること
- 日々の進捗を表にして確認→筋トレを継続した日数、累計家賃の計算、年間の売上の推移
- 会社の日報や月報のような形式で自分用の記録を作成
- 後から振り返ってフィードバックできる仕組み作り
例えば楽天のポイ活をしてますが、2019年から始めて累計ポイントは90万ポイント以上でした!楽天ポイントはほぼ現金なので、すごい得した気持ちになります。貯金などもそうですが、こういう積上げがうれしいですよね。
3. 感謝の気持ちを忘れない
同じ状況が続くと、すべてが「当たり前」になってしまいます。でも、「当たり前」の反対は「有難い」こと。当たり前になると、感謝の気持ちを忘れがちです。
現在の生活への感謝
- 正社員を辞めてもなんとかやっていけること
- 支えてくれる家族の存在
- あの辛かった正社員時代がもう遠い記憶になっていること
より広い視点での感謝
時代を遡って考える:
- 日本の戦後の平和な暮らし
- 8月の終戦特集を見るたびに実感
- 現在の物価高も、戦時中に比べれば些細な問題
- 「あの頃に比べれば天国」という言葉の重み
視野を広げて考える:
- 世界には貧困や治安の悪い国々も
- 過去には理不尽な身分制度があった時代も
- 健康に暮らせることへの感謝
現在の苦労も、視点を変えれば「感謝」に変わります。辛かった正社員時代に比べれば今は天国、戦争があった時代に比べれば今は天国―。
自分が直接経験していなくても、他者の経験から学び、今の生活に感謝することができます。健康であることだけでも、実は大きな祝福なのです。
セミリタイア生活を充実させるのは、結局のところ「意識の持ち方」なのかもしれません。日々の小さな進化と変化を大切にしながら、感謝の気持ちを忘れずに過ごしていきたいと思います。
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