皆さん、こんにちは!今日は私のカメラ選びの旅路と、そこから学んだ「最適解」についてお話ししたいと思います。カメラ好きの方はもちろん、趣味や生活における「選択」に悩んでいる方にも、何か参考になるものがあれば嬉しいです。
ニコンZ8との出会い
2023年6月、私の写真ライフに大きな転機が訪れました。ニコンZ8を手に入れたんです。正直に言うと、60万円という価格を見た時は背筋が凍りましたよ(笑)。でも、ちょっと待ってください。この選択が、実は思っているほど「贅沢」ではないことを、これから説明させていただきます。
「高いカメラ」を安い買い物と感じる考え方
最初に皆さんに考えていただきたいのが、「モノの価値」という概念です。カメラって、実は10年くらい普通に使えるんですよ。そう考えると、単純計算でこんな感じになります:
- 10年で割ると・・・1年あたり6万円
- 1ヶ月だと約5000円
- なんと1日あたりたったの166円!
コンビニのコーヒー1杯分くらいですよね。「えっ、そう考えると意外とお得?」って感じではないでしょうか。しかも、カメラのいいところは、撮影枚数に関係なくランニングコストがほとんどかからないこと。デジタルカメラって本当にありがたい時代になりましたよね。
レンズ選びという永遠の課題
カメラを始めた当初、私も「レンズは3本必要だよね」という一般的な考えに従っていました。広角、標準、望遠と、それぞれの用途に応じて使い分けるのが「王道」とされていますからね。
でも実際に使っていくと・・・
「あ、この瞬間を撮りたいのに、レンズ交換してる間に逃しちゃった・・・」
「今日はどのレンズを持っていこうかな・・・」
「重いなぁ・・・」
という悩みが日々積み重なっていったんです。
Nikon 28-400mm f4-f8という究極の選択
そんな中で出会ったのが、この「28-400mm」というレンズ。広角から望遠まで1本でカバーできる、まさに「オールインワン」なレンズです。
最初は「コンプロマイス(妥協)が多いんじゃないか」という懸念もありました。でも、使ってみて分かったのは、これこそが私にとっての「最適解」だということ。
- 朝の散歩で出会った花を接写したいときも
- 公園で見かけた野鳥を撮りたいときも
- 家族旅行での風景写真も
レンズを付け替えることなく、すべての瞬間に即座に対応できるんです。
「最適解」という考え方
この経験を通じて、私は「最適解」について深く考えるようになりました。
一般的に「カメラは趣味だから、上手く撮ることが大切」と言われます。もちろんそれも大切です。でも、私が考える一番の目的は「カメラを楽しむこと」。そのために何が必要かを考えた時、「迷わないこと」「撮り逃しをしないこと」という答えにたどり着いたんです。
Z8と28-400㎜の装備です。
レンズは「資産」である
また、カメラレンズには面白い特徴があります。「レンズは資産」という言葉をよく聞きますが、本当にその通りなんです。新品と中古の価格差があまりないため、万が一使わなくなっても、かなりの額で売却できる。これって、趣味の道具としては珍しい特徴ですよね。
最適解は「探し続けること」
現代は新しい製品やテクノロジーが次々と登場する時代。だからこそ、「これが最適解だ!」と一度決めたら、そこで思考停止してしまうのは危険です。
私が気づいたのは、実は「最適解を見つけること」自体が目的ではないということ。むしろ、「最適解を探し続けること」、そして自分をアップデートし続けることこそが、本当の意味での最適解なのではないでしょうか。
人生を豊かにする選択
結局のところ、カメラにしろ、他の趣味や生活の選択にしろ、大切なのは「自分の人生を豊かにしてくれるかどうか」。私の場合、この「1本レンズ」という選択によって:
- 撮影を楽しむ時間が増えた
- 機材選びに悩む時間が減った
- より多くの素敵な瞬間を切り取れるようになった
まさに、私にとっての「現時点での最適解」だったわけです。
おわりに
皆さんも、何かに「これが正解!」と思い込んでいることはありませんか?時には、常識や一般論を疑ってみる。そして、自分にとっての「最適解」を探してみる。
その過程で、きっと新しい発見があるはずです。私の場合は「カメラ60万円」という選択が、結果的に毎日166円という意外とリーズナブルな趣味になり、そして何より、写真を楽しむ時間を最大化してくれました。
最適解は人それぞれ違って当然。でも、それを探し続けるプロセスこそが、私たちを成長させてくれるのだと信じています。
みなさんも、ぜひ自分だけの「最適解」を探してみてください!
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