ある日の食卓での気づき
昨日の夕飯は唐揚げでした。夕食の席についた時、思わず顔がほころびました。
子供の頃から大好きな唐揚げ。
きっと日本人なら、「好きな食べ物は?」という質問に唐揚げは上位に入るんじゃないでしょうか?。
その日の夕食は、いつも以上に会話が弾みました。「この衣、サクサクだね!」「お肉、やわらかいよ」なんて言いながら、家族みんなで美味しさを分かち合う。そんな何気ない幸せに包まれていました。
テレビが教えてくれたこと
ふと、先日見たテレビ番組のことを思い出しました。
交通事故で重い脳障害を負った方のドキュメンタリー。その方は普段、喉から管を通して流動食を摂取しているそうです。でも時々、医師の許可のもと、口から食事ができる特別な日があるとか。
印象的だったのは、その時の表情。スプーン一杯の食事で、パッと顔が明るくなって、優しい笑顔がこぼれる。そんなシーンを見て、私は「食べる」ということの本当の意味を考えさせられました。
「当たり前」の向こう側
私たちの多くにとって、「食べる」ことは当たり前の日常かもしれません。でも、それは本当に「当たり前」なのでしょうか?
例えば、糖尿病や腎臓の疾患を抱える方々。大好きな食べ物があっても、健康管理のために我慢しなければならないことがたくさんあります。甘いものを控えめにしたり、塩分制限をしたり。そんな制約の中で、工夫しながら生活されている方が大勢いらっしゃいます。
さらに視野を広げれば、世界には十分な食事にありつけない地域もあります。私たちが「食べたいものを食べたい時に食べられる」という環境は、実は特別な恵みなのかもしれません。
感謝の気持ちを込めて
こう考えると、毎日の「いただきます」という言葉に、新しい意味が加わってくるように感じます。
それは、料理を作ってくれた人への感謝はもちろん、食材を育ててくれた農家の方々への感謝。そして、自分が健康で、好きなものを味わえることへの感謝。
実は「いただきます」という言葉には、命をいただくことへの畏敬の念が込められているそうです。食事の度に、そんなことを思い出すのも素敵かもしれませんね。
これからの食事時間に向けて
美味しいものを楽しむ幸せを大切にしながら、同時に健康管理にも気を配っていきたい。そんな気持ちになった夕食でした。
毎日の食事を楽しみながら、できるだけ長く健康に過ごせるように。そのためには、適度な運動も忘れずに。栄養バランスにも気を使って。でも、時には大好きな唐揚げも思いっきり楽しんで。
そうやってバランスを取りながら、日々の食事を大切な時間として過ごしていけたらいいなと思います。
おわりに
今夜の夕食は何かな?と考えるだけでわくわくする。それって、とっても素敵な幸せですよね。
みなさんも、今日の食事をちょっと意識して味わってみませんか?
きっと、新しい発見があるはずです。そして、もし可能なら、大切な人と一緒に食事を楽しむ時間も作ってみてください。何気ない会話とともに過ごす食事の時間は、きっとかけがえのない思い出になるはずです。
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